学校のようす(ブログ)

朝、銀河鉄道の夜

公開日
2024/09/04
更新日
2024/09/04

5年生

 今日の朝、5年生の教室では、学校司書の先生による『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治 作)の読み聞かせがありました。30分間、子どもたちはその語りに聞き入りました。
 写真は物語の最終場面にさしかかったところです。大型モニターの画面には、作者・宮沢賢治の思いを象徴する「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」の言葉が、藤城清治の影絵と共に映っています。

 物語の一場面で、カンパネルラとジョバンニが次のような言葉を交わします。
「でも、ほんとうの幸せって、なんだろう。」
「ぼく、まだわからないよ。」

 今後、子どもたちは、この物語を絵に描いていきます。
 5年生の子どもたちは、幸せをどう描くのでしょう。
 どんな場面をどんな色で描くのでしょう。
 今から楽しみです。