すべての子どもに〇〇を(ユニセフ出前授業)
- 公開日
- 2024/09/18
- 更新日
- 2024/09/18
6年生
今日、香川県ユニセフ協会の方が6年生の教室を訪れ、ユニセフの活動や子どもの権利についての出前授業をしてくださいました。
干ばつに苦しむ地域では、小さい子どもが15キログラムもの水瓶を背負い、1日に何度も、何キロメートルも水を運んでいることを知りました。実際にその水瓶を持っていると、力持ちの6年生でさえ持ち上げるのが大変なほどでした。
飢餓に苦しむ地域では、幼児の上腕を「命のメジャー」で測り、その健康状態を把握していることを知りました。マリア・ジョンちゃん(5歳)の上腕は9センチメートルほど。それは、ペットボトルのふたほどの太さで、命に危険がある状態でした。でも、そのマリアちゃんが、ユニセフが支援する病院に入り、徐々に健康を取り戻す様子を見て、心底、安心したものでした。
授業の終盤、講師の先生から、「『すべての子どもに〇〇を』。この空欄には何が入る?」と聞かれた子どもたちは、「笑顔」「Happy」「長生き」「生きる意味」など、思い思いに、今日の学びを言葉にして入れていました。
最後に、全校生に協力してもらったユニセフ募金を協会の方に手渡しました。この募金で、一人でも多くの「マリア・ジョンちゃん」が増えますように。