本日の給食
- 公開日
- 2023/10/30
- 更新日
- 2023/10/30
学校全体
〇全粒粉パン 〇牛乳
〇手作りハンバーグ 〇にんじんサラダ
〇かぼちゃのシチュー 〇りんご
実は、私。大学生の時に3軒のレストランでアルバイトをした経験があります。どのレストランでも「ハンバーグ」のメニューがありました。「たかがハンバーグ」と思っていましたが、これがシェフのこだわりが直に出る料理だったのです。私は、それまで「ハンバーグ」と言えば、楕円形(だえんけい)の平たくて固いハムを、少しふっくらとしたイメージしかありませんでしたが、このイメージが完全に壊されたのもアルバイトの初日でした。先輩のアルバイトの方に、料理の注文の仕方やナイフやフォークの並べ方、料理の出し方などを、実際に店に出て教えてもらいました。最初にその店のハンバーグと出合った印象は「ハンバーグがジューシーでおいしそう!これ、熱々の柔らかい肉のかたまりやん!」でした。そのお店のマスターの方針で、働く者は、その店の料理の味を知っていなければ、お客様の質問にも答えることができないということで、まかない料理に、その店のメニューが少しずつ出されたのです。(店によっては、自分でお金を払って食べなさいということもありました。)玉ねぎ一つとっても、「軽く炒める、しっかり焦げ色がつくまで炒める、炒めないでひき肉に混ぜる」など、シェフによってこだわりが違います。切り方だって違います。私は、あるお店で、徹底的に玉ねぎのきざみ方を教えられましたので、今でもその方法で「手作りハンバーグ」を作っています。
さて、詫間小学校の「手作りハンバーグ」もなかなかの味です。お店で出してもいいくらいです。しかも、給食ですから、約六百人分を作っているのですよ。それを考えたらすごいです。柔らかくてジューシーです。(ジューシー過ぎないのがまたいいです)
さっき音楽の授業で聴いた「もみじ」の歌のように、赤(にんじんサラダ・りんご)や黄色(かぼちゃのシチュー)も鮮やかで、「紅葉給食」という面でも楽しむことができました。
ところで、余談ですが、もっと概念が崩壊したのが「ビーフシチュー」でした。私からすると「これはシチューではなく肉のかたまりにシチューがかかっている。」と思ったくらいです。私は、そうとは知らずに、スプーンしか出してなくて、お客様に「私は、ビーフシチューを注文したんだよ。ナイフとフォークを忘れているよ。」と言われ、「シチューだから、スプーンでいいんじゃないの?」と思いながら、一応、ナイフとフォークを出しました。実際のビーフシチューが出てきて、先ほどの「これはシチュー・・・」という感想をもちました。