学校のようす(ブログ)

本日の給食

公開日
2024/10/07
更新日
2024/10/07

学校全体

〇ミニコッペパン 〇牛乳 〇五目雑炊
〇大豆のごまちり 〇ごぼうとツナのサラダ 〇柿

 以前にもこの「給食ブログ」に書きましたが、「ツナとシーチキン」の違いは、「シーチキン」の方が商品名だということだけです。「海の鶏肉=シーチキン」という意味だそうです。ですから、給食の食材としては「ツナ」が正しいのです。どっちでもいいようなものですが、給食では、メニューの名前の付け方にも気を配っているのですね。明日のメニューは、海ではなく陸のチキン「鶏肉の唐揚げ」です。今日もダブル主食の日。私は、(個人的には)パンだけではなくお米や麺類が一緒に出てくると安心します。
 ところで、「柿」と言えば、正岡子規の「柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺」という有名な俳句を思い出します。私は、柿を食べる前に、無意識に「柿食えば…」と唱えていることがあります。この俳句は、法隆寺に立ち寄った後、茶店で一服して柿を食べていると、途端に法隆寺の鐘が鳴り、その響きに秋を感じたという句意です。ということですので、柿を食べながら一句というのも、もしかしたら名句が誕生するきっかけになるかもしれません。出来栄えはさておき、基本的には、俳句ですので17音で、季語の「柿」を入れたらいいわけです。皆さん、一句どうですか?では、私も一句。

 皮むきの柿と先割れさじ競い(かわむきの かきとさきわれ さじきそい)

 句意…今日のデザートは柿。ぱくりと一口で食べることができます。しかし、昔、給食に出てきた柿は皮も芯も付いたまま。それを先割れスプーン(さじ)をナイフ代わりに使って、芯をくり抜き、皮をむいたものでした。「〇〇ちゃん、薄くむけたね。」「〇〇ちゃん、ずいぶん食べるところが小さくなったね。」などの声が飛び交う秋の日の楽しかった給食の時間を思い出します。(昔の人にしか分かってもらえないかな?自己評価…100点満点で20点。)