本日の給食
- 公開日
- 2025/01/20
- 更新日
- 2025/01/20
学校全体
〇米粉パン 〇牛乳 〇豆腐のミートソース焼き
〇キャベツとパインのサラダ 〇冬野菜シチュー
何年か前に、このブログに書いたことがあると思いますが、私のシチューのイメージは、今日の給食に出ている「冬野菜シチュー」のように具材が小さくカットされていて、スプーンで口に運ぶといったものでした。しかし、大学生の時、河口湖畔にある高級レストランでアルバイトをした時、お客様がビーフシチューを注文されたので、スプーンだけをテーブルに用意したわけです。すると、お客様は、「ナイフとフォークもお願いします。」とおっしゃったので、他は、パンと飲み物だけを注文されたので「何に使うのかな?」と思いながらも「失礼しました。」とナイフとフォークも用意したのです。
しばらくして、厨房から「はい、〇番テーブルのビーフシチューです。」と出来上がった料理を見て驚きました。というか恥ずかしくなりました。大きなお皿の中の確かシチューのようなスープの中には、ステーキのような大きな牛肉のかたまりが浮かんでいたのです。「世の中には、こんなシチューもあるのか。」と思いました。そのことを後で料理長に打ち明けますと大笑いしながら「まあ、シチューの肉(かなり柔らかい)だから、スプーンで小分けすることもできなくはないけど、それは行儀が悪いからね。まあ、レストランで働く者は、どんな料理かくらいは勉強しておかないといけないね。私は、自分でお金を払って注文して料理を覚えたよ。分からなければ、とりあえずナイフとフォークとスプーンは出しておくと間違いないよ。」と話してくださいました。
20歳頃の話ですが、今でもシチューを目の前にすると、この思い出が必ずよみがえってきます。