学校から見る風景
- 公開日
- 2020/11/21
- 更新日
- 2020/11/21
学校全体
牛頭天王の祠
むかしむかしの話です。昔の財田川は大変なあばれ川でした。ある大洪水の時、濁流は氾濫しました。水が引いた後、どこから流れてきたのか中州に珍しい1個の箱がありました。村の人は、これを見つけ開けてみることにしました。すると、箱の中から声が聞こえ「われは牛頭天王の霊である。この地を選んで、この中州に留まることにした。よって、この場に祠を建ててまつるならば、里は繁栄し、人々は幸福に日暮らしができるぞ。」とのお告げがありました。村の人々は、力を合わせ、その場に祠を建ててまつることにしました。
「財田のむかしばなし」より