願いは?「七夕」 2年生
- 公開日
- 2022/06/21
- 更新日
- 2022/06/21
2年生
古来日本では、旧暦の7月7日の節句に、若い女性が機を織り、それを神棚に捧げて五穀豊穣を願う「棚機(たなばた)」と言う行事がありました。奈良時代に中国の乞巧奠(きこうでん)という機織りや裁縫、書道などの上達を祈る行事が伝わると、それらが合わさるようになりました。やがて室町時代になると、織姫と彦星の物語も広く伝わるようになりました。そして江戸時代の旧暦の7月7日には、五色の短冊や吹き流しを飾り、星に願い事をする七夕の行事が庶民の間でも行われるようになりました。昔の七夕の行事では、五色の糸を飾っていましたが、江戸時代に「青・赤・黄・ 白・黒(紫)」の五色の短冊が使われるようになり、それらの短冊に願い事を書いて飾るようになりました。
各教室に飾られている短冊には「〇〇が欲しい」や「成績が上がりますように」など、様々な願い事が書かれていました。