学校基本情報について
学校名 | 三豊市立財田小学校 |
校 長 | 齋藤 徳三 |
住 所 | 769-0402香川県三豊市財田町財田中5325番地1 |
電話番号 | Tel:(0875)67-0200 Fax:(0875)67-0201 |
アクセス | 財田駅から車で15分 地図最下段に表示 |
校区の概要
財田町世帯数(1,413世帯) 財田町の人口(3,550人) (令和5年3月31日調べ)
本町は県下長流の一つ財田川の源流域、阿讃山脈の北麓に川を中心に位置している。町域は、財田上・中の盆地と黒川地区及び取り囲む広大な山峡に広がっている。町面積47.16平方キロメートルの63%が山林で、土地利用率は24%に過ぎない過疎化傾向の強い町である。しかし、市当局は、工業団地の造成と企業誘致、農地の基盤整備など、積極的に地域振興策を推進している。
農業生産は、「財田」の地名が示すように、古来より米作が盛んであった。ただ、土地利用率に見られるように、耕地が狭く、集落は河岸段丘や山峡に散在をよぎなくされている。そのため、農業の近・現代化のための機械化・大型化のためには不利な条件にある。けれども、在来の農法の改善は大幅に進められており、多様な品種の作物・果樹・園芸作物などが栽培されている。しかも、多彩な農業技術を用い生産高を年々向上させていて、比較的健全な農業経営が進められている。ただし、経営件数は減少の傾向にある。近年は米作を中心に、高度な農業技術を導入して多様な品種の作物を生産している。
校区には大規模な公共施設等はないが、香川の水事情を一変させた香川用水東西分水工の近代施設があり、平成9年には香川用水記念園も完成した。地域の潅漑は狭い盆地状の平地を広く東西に貫流している「母なる財田川」に依存しており用水は豊富である。また、平成11年には「道の駅」が完成し、物産館・環の湯などの施設も整備されている。
商圏は琴平町に属している地域が2/3を占め、他の1/3の地域が山本町・観音寺市に属している。町は山間にあっても、2大商圏に接しているため、新しい風潮に比較的敏感で、教育に対しても熱心である。
また、町内には小中高等学校の教員も多く、古くから地域住民は学校教育に関心が深い。保護者をはじめとした地域の方々の学校に寄せる思いは熱く、学校のためには多少の苦労をいとわず「われらの学校」を育てようとする協力体制は強い。
学校の概要
本校は、平成28年4月に財田上・財田中小学校が統合されて発足し、7年が経過した。学校統合に向け様々な考え方のある中で、地域の未来を考えた住民の英断の上に完成した学校であるといえる。したがって、地区住民の、学校教育に寄せる思いは熱い。
本校の特色の一つに、財田町総合運動公園(以下、運動公園)内に立地しているという点が挙げられる。運動公園には、多目的グラウンドやテニスコート、体育館や屋内プールなど、多くのスポーツ施設や設備、そして、遊歩道や芝生広場、ベンチなどの憩いのための施設・設備が整っている。そのため、地域の様々な団体や個人が、学校周辺で多様な活動をしている。
このことは、児童の安全管理という側面からは課題として挙げることもできる。また、運動場やプールを学校単独で有していないという点も、柔軟な施設の活用による運動能力及び基礎体力の向上という側面からは課題であるといえる。
しかし、上記の課題は、運用面での工夫次第で利点に転換することができる。例えば、多くの地域の方が本校の周辺で活動をしているということは、地域との接点がそれだけ多いということでもある。この点を上手く生かせば、地域に開かれ、地域とともに歩む学校運営が可能となる。また、管理団体や利用団体と適切に協議を進めることができれば、広大な運動場や屋内プールを優先的に利用することができるのである。したがって、学校施設としていかに工夫して運用していくかということが、特色を生かす上で重要となる。
また、栽培に活用できる部分の少なさや、野生動物の出没による安全管理も喫緊の課題となっている。
統合から7年が経過し、財田上・財田中小学校それぞれの教育活動の伝統を引き継ぎながら、教育活動やPTA活動の充実に向けて歩んでいる。
以上のように、新設校の特色を生かした新たな教育を創造するとともに、財田小学校としての基礎を固め、地域とともに歴史を刻んでいくことが求められている。
児童数
学年 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 合計 |
児童数 | 26 | 15 | 24 | 23 | 28 | 23 | 139 |