校内のアートなもの(お宝)を紹介しています。本校にお越しの際は、ぜひ実物をご覧ください。
校内に建っている彫像です。
モデルは本校の初代校長、小西定治郎さんです。
素材は青銅(ブロンズ)です。
青銅(ブロンズ)とは、銅Cuを主成分としてスズSn を含む合金のことで、彫像や工芸品の素材として一般的に用いられています。
校訓碑のすぐ近くにあります。
長い年月を経て、今なお生徒らに校訓の大切さを伝えてくれているかのようです。
裏側には、平成15年3月吉日建立、寄贈 豊中中学校同窓会一同と記されています。
校長室の壁面には本校の歴代校長の写真が飾られています。(2020年5月に撮影)
上段の左から7番目が初代校長の小西定治郎さんです。
歴史の重みを感じさせられます。
小西定治郎さんは今も豊中中学校の生徒らを静かに見守ってくれています。
運動場の脇(司宝池側)に建つ彫像です。
台座のプレートには「体錬」と記されています。
台座の後ろ側には寄贈 昭和43年3月第20回卒業生、制作:片山倭夫と書かれたプレートが埋め込まれています。
片山氏はかつて本校の美術教師だった人物だと思われます。この記事の投稿者である私(本校卒業生)が中学1年生の時に美術の授業を教えていただいた覚えがあります。
芸術家っぽい雰囲気が漂っていましたが、やはり只者ではなかったのですね。
実は、この彫像とそっくりの彫像が美術室にあります。
おそらく、片山倭夫先生が「体練」を制作する際、試作品として作ったミニチュア版の彫像だと思われます。
豊中中学校の知られざるお宝として大切にしていきたいです。
体育館ステージの緞帳(どんちょう)です。
緞帳はステージにある幕のひとつで、客席からステージを隠すためのものです。
演劇やコンサートでは、緞帳の開閉によって始まりと終わりを示し、開けることによって観客を非日常の空間に誘うという役割を担っています。
開演前と終演後の長時間、観客の目に触れることから印象に残りやすく、その施設の顔とも言える重要な存在です。
本校の体育館(三豊市豊中町体育館)のステージにも設置されていますが、ふだんは巻き上げられているために見ることができません。
演劇などのイベント行事の際には下ろされて見ることができます。
この緞帳は京都府の川島織物セルコン(呉服、美術工芸織物、室内装飾を手がけている会社)が製作したものです。
日本美術織物の最高峰と呼ばれる綴織(つづれおり)の技法が用いられています。
緞帳に描かれているのは、豊中町の北側に連なる七宝山の山並みを背景にした「芙蓉」の花です。
芙蓉は合併前の三豊郡豊中町だったときに町花(シンボルの花)として制定されていたもので、町木はキンモクセイでした。
この緞帳をデザインしたのは、町内在住の真鍋茂明さんです。
真鍋茂明さんは、県内の高校で美術教師として教壇に立つ一方で画家としても精力的に活動し、県展をはじめとする数々のコンクールで輝かしい成果を収めた人物です。
近隣の様々な公共施設に真鍋茂明さんの作品が展示されているので、目にする機会があるでしょう。
真鍋茂明さんがデザインした緞帳の原画はアクリル絵の具で描かれています。
その絵は、今も豊中中学校で大切に保管されています。
歴代校長の顔写真と共に校長室の壁に飾られています。
もし、何らかの用事で本校の校長室に入ることがあった際には、ぜひご覧ください。
校内の壁面に飾られているレリーフ(浮き彫り)の作品です。
躍動感あふれる若人たちの姿が表されています。
レリーフは平面上の画面に起伏を与え、半立体的に形を表わす造形表現およびその作品のことを意味します。
限られた厚みの中で、いかに起伏の差をつけて立体感(奥行き感)を表すのかがポイントとなり、一般的な彫刻より難しいという人もいます。
浮き出て見えることから「浮き彫り」とも呼ばれます。
用いられる素材は、木、粘土、石、金属(金・銀・銅など)が一般的です。
このレリーフは粘土で作られています。
校舎1階の貫通廊下(北棟と南棟の境目)の壁面に飾られています。
大きさはそれぞれ約2m×2m。
左側は走っている男子中学生、右側はバレーボールをする女子中学生だと思われます。
作品名は不明なので、とりあえず「躍動する若人たち」と呼んでおきます。
作者は不明です。
制作年も不明です。
いつからこの場所に飾られているのかも不明です。
手がかりになるものが見当たりません…。
ご存じの方がいれば、本校のホームページ担当者までお知らせください。
1964年に開催された東京オリンピックの記念に設置されたモニュメントです。
運動場の東側、「体錬」像の近くにあります。
聖火台をイメージした石の台座の上部に、聖火の炎を模したブロンズ製の彫刻が埋め込まれています。
台座の幾何的造形と炎の有機的造形のコントラストが見事です。
風に揺らめく炎の造形が美しいです。
昭和39年に寄贈されたようです。
近くに当時の聖火リレーの記念碑もあります。
豊中中学校のマスコットキャラクターのトップ(TOP)くんです。
豊中町名産のブドウ(ピオーネ)をイメージしてデザインされました。
左手のポーズはアメリカの手話で 「I Love You」 という意味です。
略してILYサインとも呼ばれています。
豊中中学校を愛する気持ちが表されています
《トップくん誕生秘話》
1999年頃に生徒会の呼びかけで全校生徒からマスコットキャラクターの案を募集。
いくつかの候補の中から最終投票で下の案に決定。
関係者の記憶が確かなら、M.Takumaさんという女子生徒の発案だったそうだ。
当時の美術科教師が原案をもとにデザインを完成。
同時に異なるポーズのバージョンも誕生。
お相撲さんをモチーフにしたファンシーキャラのデザインを参考にしたらしい。
(ベルトの部分はもともと相撲の廻しだったようだ)
当時の教頭先生のイメージが反映されているという説もある…。
誕生してウン十年…。
トップくんは今も学校のマスコットキャラクターとして活躍しています。
初代校長:小西定治郎像
校内に建っている彫像です。
モデルは本校の初代校長、小西定治郎さんです。
素材は青銅(ブロンズ)です。
青銅(ブロンズ)とは、銅Cuを主成分としてスズSn を含む合金のことで、彫像や工芸品の素材として一般的に用いられています。
校訓碑のすぐ近くにあります。
長い年月を経て、今なお生徒らに校訓の大切さを伝えてくれているかのようです。
裏側には、平成15年3月吉日建立、寄贈 豊中中学校同窓会一同と記されています。
校長室の壁面には本校の歴代校長の写真が飾られています。(2020年5月に撮影)
上段の左から7番目が初代校長の小西定治郎さんです。
歴史の重みを感じさせられます。
小西定治郎さんは今も豊中中学校の生徒らを静かに見守ってくれています。
体錬像
運動場の脇(司宝池側)に建つ彫像です。
台座のプレートには「体錬」と記されています。
台座の後ろ側には寄贈 昭和43年3月第20回卒業生、制作:片山倭夫と書かれたプレートが埋め込まれています。
片山氏はかつて本校の美術教師だった人物だと思われます。この記事の投稿者である私(本校卒業生)が中学1年生の時に美術の授業を教えていただいた覚えがあります。
芸術家っぽい雰囲気が漂っていましたが、やはり只者ではなかったのですね。
実は、この彫像とそっくりの彫像が美術室にあります。
おそらく、片山倭夫先生が「体練」を制作する際、試作品として作ったミニチュア版の彫像だと思われます。
豊中中学校の知られざるお宝として大切にしていきたいです。
体育館の緞帳
体育館ステージの緞帳(どんちょう)です。
緞帳はステージにある幕のひとつで、客席からステージを隠すためのものです。
演劇やコンサートでは、緞帳の開閉によって始まりと終わりを示し、開けることによって観客を非日常の空間に誘うという役割を担っています。
開演前と終演後の長時間、観客の目に触れることから印象に残りやすく、その施設の顔とも言える重要な存在です。
本校の体育館(三豊市豊中町体育館)のステージにも設置されていますが、ふだんは巻き上げられているために見ることができません。
演劇などのイベント行事の際には下ろされて見ることができます。
この緞帳は京都府の川島織物セルコン(呉服、美術工芸織物、室内装飾を手がけている会社)が製作したものです。
日本美術織物の最高峰と呼ばれる綴織(つづれおり)の技法が用いられています。
緞帳に描かれているのは、豊中町の北側に連なる七宝山の山並みを背景にした「芙蓉」の花です。
芙蓉は合併前の三豊郡豊中町だったときに町花(シンボルの花)として制定されていたもので、町木はキンモクセイでした。
この緞帳をデザインしたのは、町内在住の真鍋茂明さんです。
真鍋茂明さんは、県内の高校で美術教師として教壇に立つ一方で画家としても精力的に活動し、県展をはじめとする数々のコンクールで輝かしい成果を収めた人物です。
近隣の様々な公共施設に真鍋茂明さんの作品が展示されているので、目にする機会があるでしょう。
真鍋茂明さんがデザインした緞帳の原画はアクリル絵の具で描かれています。
その絵は、今も豊中中学校で大切に保管されています。
歴代校長の顔写真と共に校長室の壁に飾られています。
もし、何らかの用事で本校の校長室に入ることがあった際には、ぜひご覧ください。
躍動する若人たちのレリーフ
校内の壁面に飾られているレリーフ(浮き彫り)の作品です。
躍動感あふれる若人たちの姿が表されています。
レリーフは平面上の画面に起伏を与え、半立体的に形を表わす造形表現およびその作品のことを意味します。
限られた厚みの中で、いかに起伏の差をつけて立体感(奥行き感)を表すのかがポイントとなり、一般的な彫刻より難しいという人もいます。
浮き出て見えることから「浮き彫り」とも呼ばれます。
用いられる素材は、木、粘土、石、金属(金・銀・銅など)が一般的です。
このレリーフは粘土で作られています。
校舎1階の貫通廊下(北棟と南棟の境目)の壁面に飾られています。
大きさはそれぞれ約2m×2m。
左側は走っている男子中学生、右側はバレーボールをする女子中学生だと思われます。
作品名は不明なので、とりあえず「躍動する若人たち」と呼んでおきます。
作者は不明です。
制作年も不明です。
いつからこの場所に飾られているのかも不明です。
手がかりになるものが見当たりません…。
ご存じの方がいれば、本校のホームページ担当者までお知らせください。
東京オリンピック記念モニュメント
1964年に開催された東京オリンピックの記念に設置されたモニュメントです。
運動場の東側、「体錬」像の近くにあります。
聖火台をイメージした石の台座の上部に、聖火の炎を模したブロンズ製の彫刻が埋め込まれています。
台座の幾何的造形と炎の有機的造形のコントラストが見事です。
風に揺らめく炎の造形が美しいです。
昭和39年に寄贈されたようです。
近くに当時の聖火リレーの記念碑もあります。
トップくん
豊中中学校のマスコットキャラクターのトップ(TOP)くんです。
豊中町名産のブドウ(ピオーネ)をイメージしてデザインされました。
左手のポーズはアメリカの手話で 「I Love You」 という意味です。
略してILYサインとも呼ばれています。
豊中中学校を愛する気持ちが表されています
《トップくん誕生秘話》
1999年頃に生徒会の呼びかけで全校生徒からマスコットキャラクターの案を募集。
いくつかの候補の中から最終投票で下の案に決定。
関係者の記憶が確かなら、M.Takumaさんという女子生徒の発案だったそうだ。
当時の美術科教師が原案をもとにデザインを完成。
同時に異なるポーズのバージョンも誕生。
お相撲さんをモチーフにしたファンシーキャラのデザインを参考にしたらしい。
(ベルトの部分はもともと相撲の廻しだったようだ)
当時の教頭先生のイメージが反映されているという説もある…。
誕生してウン十年…。
トップくんは今も学校のマスコットキャラクターとして活躍しています。