令和７年１月３０日（木）
献立　　肉もっそ　　牛乳　　ぶりの塩焼き
　　　　野菜のポン酢あえ　　さといものみそ汁

＊　全国学校給食週間３
肉もっそ
便利な機械がなかった昔、農作業は大変な仕事でした。朝早くから夜遅くまで働きづめでした。そんな激しい農作業の後に、海・山・里で取れるものをうまく組み合わせて作ったのが、混ぜご飯の「肉もっそ」です。栄養バランスという言葉がなかった時代ですが、人々の知恵でいろいろな具の入った肉もっそは、自然とバランスのよい料理になっていました。１人分の量の２合半や３合分を、円柱や四角の型に押しぬいて、盛り付けていました。給食で食べているご飯と比べると、５〜６倍の量になります。食べる物が十分になかった時代、肉もっそはごちそうだったようです。昔の人の知恵がしのばれる郷土料理です。味わっていただきましょう。