本日の給食
- 公開日
- 2025/02/28
- 更新日
- 2025/02/28
学校全体
〇レーズンパン 〇牛乳 〇ポークビーンズ
〇豆腐ナゲット 〇海藻サラダ 〇ネーブル
実は、私(校長)は、「レーズンパン」が苦手なのです。子どもの頃、月に1回は、レーズンパンの日があり、その日は朝から憂鬱でした。当時は、給食を残すということは厳禁でしたので、昼休み、掃除、5時間目になっても食べさせられました。体調がよほど悪いなどの理由がない限り、給食の量を減らしてもらえるということも一切ありませんでしたので、私は、このレーズンパンを食べるしかなかったわけです。困った時に、人間という生き物は、工夫をするわけです。レーズンだけをまず取り出して、後で食べるとか、ミルクで飲み込むとか、レーズンを噛まないように注意して、パンの部分だけを噛んで飲み込むとか・・・。何より大切な工夫は、できるだけ空腹の時に、レーズンパンを食べるということで、お皿の上に、レーズンが1個も残っていない状態で、やっと安心しておかずを味わって食べ始めたのです。
詫間小では、めったに出なかったレーズンパンですが、6年生のリクエストで今日はレーズンパンが出ました。ずいぶん前から、同じくレーズンパンが苦手な2年生のMさんと、レーズンパンについていろいろ話をしていました。子どもの頃の記憶がよみがえり、少し不安でしたが、今日、食べてみると、「(おいしいとは正直思えませんが)意外に、だいじょうぶ。」という感じでした。まあ、買ってまでは食べようとは思いませんが、普通に食べることができました。2年生のMさんは、どうだったのでしょうか?苦手な食べ物がある皆さん、私は、気持ちがよく分かります。応援しています。食べられる側になって考えてみましょう。私たちは、動植物の命をいただいて、命をつないでいるわけです。「嫌だ!嫌いだ!まずい!」と言わずに、ありがたくいただきましょう。そう思うだけでも、苦手な物も、少しは食べることができるようになりますし、年齢を重ねると、大丈夫(好き)になるかもしれませんよ。