友達のために、懸命に
- 公開日
- 2024/06/26
- 更新日
- 2024/06/26
2年生
数人に足をかけられて転ばされた「ゆうちゃん」。その子たちは「ゆうちゃん」を指さして笑っています。相手がこわくて言い返すことができない「ゆうちゃん」に代わって、「ぼく」は「やめて、いたいやんか。」と叫びます・・・。
(三豊市人権教育教材集より「いたいやんか」を要約)
今日、2年生が、この教材を使った人権の授業を公開しました。
授業では、先生が笑っている子たちの役になり、「きみには関係ないだろう?」「わざとじゃないよ」などと言い返します。それに対して、自分だったら何と言うか、役割演技を通して考えました。
「怖いけれど、ゆうちゃんを助けたい」
「ぼくが言わなければ、ゆうちゃんの味方がいなくなる」
「ぼく」役になった子どもたちは、友達を助けたいという強い思いをもって懸命に語ります。その姿が参観する先生方の心を打ちました。そして、役割演技をする子だけでなく、それを見ている子どもたちも「ぼく」の立場に立ち、一緒に応援していました。
理不尽なことに勇気をもって声をあげることは、大人でも難しいものです。それでも、子どもたちには、今日の授業で見せた勇気や目の強さを持ち続けてほしいと願っています。